もともと入っていたビルドは 2644_ROW でしたが、root化には 2643_ROW が必要に思われたのでupdate.zipで2643をインストールしたところ、タッチパネルが利かなくなり操作不能に。
どうやら2644はハードウェアが違うらしく、2643を入れるとこうなるみたいです。
bootable SD を作ってICSを入れれば操作は出来るらしいので、こちらを参考にICSを導入。
まずは bootable SD を作成します。
- ここから Ice Cream Sandwich image for A1107 with 16GB と Win32DiskImager をダウンロード。Win32DiskImager は日本語に対応していないので英字のフォルダに置く。
- Win32DiskImager を起動し、imageファイルとmicroSDカードを指定し、Write ボタンで書き込む。一応MD5は確認したほうがいいと思います。
続いて bootable SD を使って ICS をインストール。
SDカードパッチの適用とroot化
こちらを参考にしました。
- A1の電源を切りSDを挿入。
- リカバリーモードで起動
- install zip from sdcard → choose zip from sdcard と進んで part1.zip をインストール。
- 一旦 reboot system now でリブートし、Vol-を押したままにしてリカバリーモードに入る。
- install zip from sdcard → choose zip from sdcard から part2.zip をインストール。
- そのまま、part3.zip もインストール。
- メニューを戻って wipe data/factory reset を実行。
- SDカードを抜いてから reboot system now でリブート。
SDカードパッチの適用とroot化
こちらを参考にしました。
- ここから A1_ICS_SD-Card.zip と A1_rooter.zip をダウンロード。
- ダウンロードしたzipファイルを作成した bootable SD の一番上のディレクトリに置く。
- A1にSDカードを挿してリカバリーモードで起動し、install zip from sdcard → choose zip from sdcard から両方ともインストール。
- SDカードを抜いてリブート。
※16GB版では上記の手順で完了ですが、2GB版ではさらに A1_ICS_SD-Card.zip のfixパッチが必要なようです。
しかし、この状態ではPCとUSBで接続しても認識せず、いろいろと不便でUnityのビルドも出来ませんでした。これはPC側のドライバの更新とA1側でメディアデバイス(MTP)としての設定をすることで解決しました。
方法はこちらを参考にしました。これにより内部SDの方も書き込みできるようになります。
注意点として、MTPの設定の前後でハードウェアIDが変わるので、MTPの設定をした後でドライバの更新をするほうがいいと思います。
ここまで完了してやっとUnityからのビルドが出来、Unity Remote も使用できる環境に戻せました。ICS環境については思っていたよりも軽快に動作するので結構気に入っています。